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スプリントでは治らない顎関節症、不正咬合と医療保険2009.08.26 Wednesday
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スプリントで咬み合わせの調整をしているそうです。歯並びそのものに
問題はあるからそちらを治療しなければなりません。人間の歯並びは放物線状の
ものが理想です。舌の癖、唇の癖,頬の癖によりV字上の歯並びになってます。噛み締め
癖もあり,そのことがその人の咬み合わせを作り上げ、結果的に顎関節症の症状を示して
います。治療には
癖を取り除き、歯並びを整える矯正的治療を行う必要が有ります。そうしながら下顎の
姿勢を直していくのです。整体、整骨に準じる治療です。
治療をしてあげたいのですが,健康保険の制度上出来ません。本当は純粋に
医学的なことなのですが、何所の国でも今はそのような認識のない事が現状です。
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奥歯のインプラントの土台の付け根はもとの歯より細い2009.08.22 Saturday
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インプラントは多くの場合本来あった歯よりも、根の部分の直径は
細いものになります。奥歯では、そのため隣在歯との間で根元に隙間が出来たり
舌の感触が悪るかったりしますがある程度それは仕方のないことです。
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会員1万人 日本口腔インプラント学会2009.08.16 Sunday
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昭和53年発足当時は数百名で、ほとんどが大学在籍者でした。その当時私は
大学を辞して、一般開業医で登録しましたが、その登録者は数十名程度でした。
今さらという感じで、専門医の称号は得ていません。
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根の治療に根の外部からのレーザー治療は一時的2009.08.15 Saturday
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根の治療がうまくいってないと、膿の出口が出来たり、歯肉が腫れたりする事が
有ります。このときに歯肉の上からとか、歯肉に刺したりしてレーザーを照射しても
一時的な治療法で、必ず再発します。歯根の内部に照射は効果が有ります。
当院にはレーザーは有りませんが不便という事は有りません。
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ジルコニアとポーセレンのクラウンを外す2009.08.11 Tuesday
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今日はジルコニアとポーセレンのクラウンを一名一本ずつそれぞれ外しました、
全体の咬み合わせが悪く,健康にも影響するような状態なので、お二人とも
納得の上です。咬み合わせは難しいものなのです。以前にも奥歯に入っている
ポーセレンのクラウンはほとんどが低いと記しましたが,まさにそのとうりなのです。
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抜歯矯正後の顎関節症の相談2009.08.07 Friday
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抜歯矯正後の顎関節症の相談に来られる方が 最近とみに増えています。
私は的確に診断出来ますから、皆さん納得してはくれます。
ところが矯正相談にきたひとは、再治療について説明したり相談の段階に
なり、私が矯正専門医ではないけれどと説明すると、二の足を踏むようです。
矯正専門医は真の意味の咬み合わせを見れない人が多すぎます。
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矯正後のリテイナーと矯正専門医の態度2009.08.06 Thursday
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リテイナーをつくってほしいと言う人が来院しました。矯正専門医で治療終了後
うちで作ると費用がかかるので、一般歯科医のところで作ると安くすむからと
言われたので、その一般歯科医でが当院で2軒目と言うのです。
具体的に非常に安い制作費を挙げこれで出来るはずと教えた模様です。
ものすごく高い治療費を取っておきながら、
責任転嫁というか、あとはしらないと言う態度ではないでしょうか。
都内中心部での矯正歯科です。本当は名前を聞いて書き出したいくらいですが、
あきれてしまい、複雑な思いが頭の中を駆け巡っただけでボーットしていました。
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咬み合わせを高くする事、開く事2009.08.04 Tuesday
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顎の関節は軸構造では有りません。軸が外れて下顎の奥が上方に持ち上がる
事を理解していない歯科医がほとんどです。今日相談に来られた方は咬み合わせを
高くして調整しているのだが苦しいと言う表現でした。下顎を後方で下に押し下げる事
(咬合挙上)を、していないのに前歯の方を開くだけの治療状況でした。これでは下顎が
ねじられるだけですから、くるしいのです。
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インプラントの頭が下がる実験報告2009.08.02 Sunday
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簡単にその内容を説明すると、同一年令、種類の犬4匹に期間を変えて、総合計
48本のインプラントを埋入して、過重期間、時期(咬める状態)を変化して、インプラント
根元の歯肉の状態(生物学的幅径の測定)を調べたものです。
実験的に価値の有るものに(認めてもらえる)するには、綿密な事前検討をして、
タイムスケジュールを組み、犬にはかわいそうですがと殺後、
顎骨を取り出し、実験可能な組織切片を112枚得て、顕微鏡で測定したものです。
一言で言えばこれだけなのですが、文献的価値あるものでなければ意味が
ないので、補綴学者、統計学者、一開業医、歯周病学者、歯周病臨床家が、グループ
で、行ったものです。多国籍にわたり、連絡等も大変です。
結論は歯肉の状態に大差がなかった事なのですが、事実として示すにはこれだけの
努力が必要です。この様にして事実といえる知識を確立して、医学は前進していくのです。ありがたいことです。
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