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顎関節症 関節円板のズレ2012.10.10 Wednesday
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顎関節症で、MRIを撮るようになって、半年が過ぎた。
関節円板は、前方転位が多いものだが、報告では内外側転位が意外と多いもので
あることがわかった。下顎偏位との関係は、今のところ皆目見当がついていない。
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BMP β-TCP2012.10.05 Friday
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骨誘導成分のBMPを骨増生剤β-TCPにしみこませて使う商品が
個人輸入で手に入ることになった。
今、インプラント埋入手術が終わったところであるが、インプラント埋入に
先立ち、骨増生をBMPと β-TCPにて行った部位が非常によく骨が出来ているので、
感動だった。他のケースで、まだ開創していないのがあるのだが、今のところ
レントゲン、触診等では、よい感触を得ている。今後骨が少ない部位でも、
積極的にできるようになりそうだ。
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抜歯矯正後の顎関節症2012.10.02 Tuesday
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抜歯矯正の既往がある顎関節症を抱える人を一時は10人以上診ていた時期がある。
今はみなさん何となくめでたく卒業?して少なくなった。
昨日は左下第一小臼歯が内側に生えているということで、抜歯矯正後に顎関節症になった
ひとだが、うれしいことに左関節円板が復位してくれた。臼歯列に上下の隙間が生じ
関節触診でも動きはよい。
何度も書いていることだが、矯正医専門医の治療後の顎関節症患者を専門医でない
私が治療しなおしていることに疑念を生じえない。何とかならないものだろうか。
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歯の捻転は早期に治療を2012.10.01 Monday
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歯の軸を想定した回転を捻転と称している。
成長してから矯正すればよいと考えない方がよい。
それは捻転矯正治療後に捻転は後戻りが生じやすい
ものだからである。歯根が完成したらできるだけ早い
内に治療しておくべきと思う。そして長期の保定が、望ましい。
同様に大臼歯の反対咬合も早期に治療した方がよい。
それは下顎の偏位を来すもので、その影響は大きい
ものだからである。
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