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咬みあわせ治療 下顎偏位
 咬みあわせ治療は、下顎偏位の治療になることが多い。それに伴う診療時間は

大きなもので、理解してもらい、実感してもらい、ようやく前進できるのである。

下顎偏位ををただしているのに、ある程度治ってくると、不思議なことに

単に歯の高さの調整をしている程度のことと思いがちな患者がいる。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
親知らずの抜歯で開咬が少し改善
 親知らずの抜歯で開咬が少し改善することを経験したことがある。若い人であるが

親知らずを抜歯することにより、大臼歯部の咬みあわせが変化して下顎の姿勢が

変わることにきずいたのである。

具体的には大臼歯部の上下的クラウディングが解消されて、臼歯部

咬合高径が低下するのである。この経験により、開咬の原因の一つがわかりうれしかった

ものである。この反対に親知らずがあり、しっかり咬合している状態であったが、

あまりにも歯根が小さいために、ある時、咬合力に耐えられずに炎症を起こしてしまった。

この人は舌を前に出す癖があるのだが、炎症を起こした親知らずを咬むと痛いので、

下あごを前方に出してぶつからないようにしていたのである(舌の癖がそれを

受け入れやすくしている)。抜歯を薦めたのであるが拒否され、渡航中に炎症が起きた

模様で、帰国後臼歯部は親知らず以外は咬みあわなくなってしまっていた。

これは脹れることにより親知らずがいわゆる浮いてしまう現象がおきて、

痛いために上下を咬みあわせないようにしているうちに、親知らずが伸びて

しまったのである。これなどは、開咬にはならなかったが咬みあわせは、大臼歯が

かみあわわない状態であった。この二つの経験は私にとっては示唆深いもので、

よい経験である。顎関節症で咬みあわせが関係する場合には、このようなことから

わかるように矯正的知識の持ち合わせと、実際に矯正治療ができることが必須に

なってきます。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-
仮着のクラウンを外す器具・リムーバー
 3連結のクラウンである。患者さんが言うには。仮着していたら取れなくなって

しまったと、他院での治療で言われていたそうである。何のことはない、リムーバーで、

コンコンと引っ張って見たら、簡単にはづれるではないか。リムーバーを知らない、あるいは

持っていない歯科医がいるのだろうか?。必需品(器具)と言ってよい。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 01:28 | comments(0) | trackbacks(0) |-
GUMMETAL 矯正用ワイヤー
 きわめてしなやかな矯正用ワイヤーである。簡単に言うと歯にかかる応力が緩やかに、

長期間働き続けてくれるのである。これは、頻繁にヤイヤーの調整、取り換えを必要と

しないことを意味する。しかも目的に沿った曲げ加工が容易に可能なのである。

矯正専門家にとっては夢のようなヤイヤーなのであるが、それほど話題にならないのが、

不思議なくらいである。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 15:20 | comments(0) | trackbacks(0) |-
顎関節 関節円板の前外方への転位
 MRI を撮るようになって半年が過ぎた。関節円板のズレであるが、前外方にという

ことも多いということがわかってきた。もしも外側翼突筋上頭が円板を引いているならば

解剖学的には、前内方に向かうはづである。ところが前内方となると内外の違いが

生じる。下顎頭の運動によるものか、個人の解剖学的特徴などによるのか、そのほかに

原因があるのだろうが、私的にわからない。今のところ円板転位に関する

日本の文献は円板の前後的転位に絞られていることが、ほとんどである。
posted by: matuyamatetu | 顎関節症 | 19:16 | comments(0) | trackbacks(0) |-
他院でのインプラント
  このインプラントなに? という本が出版された。ありがたいことだ。

これは他院で施されたインプラント治療の対応に当たって、インプラントメーカー

がわかればそれに越したことはないということである。

対応であるがフィクスチャー(骨内の土台)の除去もある。その時にもメーカーがわかれば、

印象(型取り)用コーピングを用いて、逆回転を与えてフィクスチャーを除去できる

ことがあり、これは骨を少量削って取るよりは楽だ。あるいは専用除去ツールがつかえること

もあるだろう。またクラウンの交換を含めた修理などでも、メーカーがわかればやはり、

アバットメントの交換をして行うこともできる。

インプラント関係の雑誌でも、インプラントレスキューあなたは患者を救えるか 

という題名の記事が3号にわたって特集されたものもある。これも大いに役立つもので

ある。当院も徐々に態勢を整えていくつもりであるが、徐々というのは知識の吸収は

一度に行くようなことではなく、器具類の購入に費用も掛かるからである。これからは、

他院でのインプラントでも、自院とのメーカーが異なっていても対応を求められていくように

なるだろう。またそれができることが、インプラント治療全般に長けている一つの目安になる

かもしれい。インプラント治療は、総合力が必要なのは言うまでもない。

チタン製メーカーは今まで9社のものを手がけているが、メーカーはその数倍はあるだろう。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) |-
インプラントの咬みあわせが低い、下顎偏位の是正
 他院でのインプラントが施されている状態である。しかしながら、案の定咬みあわせが

低い。同側は顎関節に開口時クリックが生じている。あまりにも咬みあわせが低い

状態であるから、そのためアバットメント(支台)も低くかつ、細いものである。

プラスチック仮歯では、破折したり脱離しやすい。そこで銀合金でクラウンを作り、

その上にレジンを盛り上げながら、咬みあわせを是正していくつもりである。

アバットメントを交換すればよいのだが、今のところメーカー不明で探索中である。

インプラントメーカーの判定は明日に。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) |-
顎関節症と矯正
 下顎偏位が顎関節症の原因の大きなウエイトを占めていて、それが咬みあわせに

よると診断したときには、当院では積極的に矯正を行っている。今、大学では顎関節症と

不正咬合はそう強い関連性があると言えないという立場をとり、ただちに矯正を

始めるようなことは、戒めているのが実情だ。しかしながら、そのようなことまで

説明したうえで、治療を開始(希望される)することが多い。中にはもともと

審美的な問題が前歯等にあるときは、一石2鳥で咬合の改善と歯列矯正を望まれることが

ある。取り外し可能な矯正装置で始めると、すぐに症状が改善することが多く、中止する

ことはまずない。何か問題があれば、装置を外してしまえばよいだけで、咬みあわせは

自然にもとに戻ってしまうから可逆的といえる。でもそのようなことは、ほとんど

ないのが当院の治療である。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
口がへの字 矯正専門医?
 ある相談者。口がへの字のようにまがって見える。その原因は片側臼歯部

の歯牙欠損である。欠損側が片側のため下顎が偏位してしまい同側の下あごが、

上方に持ち上がっている。これにはかみ締める癖が関係し、大いに助長しているのである。

偏位量が大きいと顔がまがって見えることもある。そのような状況で上顎前歯部の

審美的理由から矯正をしたらしい。しかしながら、かみしめる癖があることから臼歯部では

歯は動きにくいし、大臼歯欠損があるため(小臼歯は骨支持が少ない。)矯正の力の固定源が

片側の臼歯部ではないに等しい。そのような状態で何とか矯正しようとしたらしい。

初めて2年経ったらしいが、ほとんど改善されていない状態だ。

歯は全く動いていない状態といってよい。矯正専門医での治療ということです。

当院なら、欠損部にはインプラントを施し、確実な固定源を得てから行うであろう。

なお矯正用ミニインプラントがはいっているが、何の役にも立っていない状態である。

矯正用ミニインプラントは固定源として、歯を引くことが出来るが、それ以上の力系の

発揮はできないものなのである。


posted by: matuyamatetu | 顎関節症 | 17:42 | comments(0) | trackbacks(0) |-
かみ締める癖
 最近になって多くの歯科医が念頭に置くようになってきた。私は大学を卒業してすぐに、

かみ締め、歯ぎしりの弊害を歯周病学の先生に学内の講義で受けて、爾来念頭に置き

診療してきた。ある時などはマスコミの職員に番組で数分でもよいからやってもらいたいと

提案したことがあるが、全く相手にされなかった。それが最近では、テレビでたびたび

放送されるようになってきたおかげで、一般の人にも浸透し始めているようで、喜ばしい

事ではある。

でも、少しくピンボケのような内容なこともある。

かみ締め歯ぎしりに、何十年もたずさわってきたから言えることだ。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-