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今日はバイオインテグレーション学会教育研修講演会
 臨床から
インプラントで失敗しないための常識としての補綴学

もう一つは
インプラントで失敗しないための常識としての口腔外科学

基礎から
インプラントで失敗しないための常識としての解剖学

会員はほとんどが、インプラントをすでに多く施してきた歯科医であるが、
たまには基本に返って心新たにするのも悪くない。

診療終了後急いでいかないと間に合わない、スケジュールである。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) |-
CADCAM見学
 セラミック系歯牙修復物(特にジルコニア系)の精度、実際の模様を見たくて、昨日はある
技工所を見学させてもらった。得るところ大!!であった。
セラミックの削り出しは、コンピューターによる最新の5軸制御によるものである。
改良が進んで本当に精密度の高いものをその技工所から得て、確認させてもらっては
いるところである。しかもジルコニアに関しては、多分世界最高の強度と靭性を持った
ものである可能性が高い。さらに患者さんにとっては低廉で、提供できる見通しである。
posted by: matuyamatetu | - | 01:18 | comments(0) | trackbacks(0) |-
上顎洞粘膜を貫通させるインプラント 論文から
 Peri-implant bone length changes and survival rates of implants penetrating the sinus membrane at the posterior maxilla in patients with limited vertical bone height

上顎臼歯部には上顎洞底が迫ってきており、歯槽高の足りないものがある。

この論文は韓国発(韓国は日本よりインプラントが盛んかもしれない)である。
マイクロスレッド(ねじ山が微細な)インプラントを、先端部はわざと上顎洞粘膜を
穿通させて、インプラントを埋入した結果の短期間観測結果である。
結論から言うと同じような条件部位に埋入したインプラントケースとの比較すると
そう変わらないということである。
条件などが詳しく書かれいない論文であるが、あっけらかんとした感じである。

きょうなども午前中にいはゆるソケットリフトを行ったが、もちろん上顎洞粘膜は
貫通させていないわけであるから、それでは段階を踏んでするよりは、インプラントを
埋入してもよかったかななどと考えさせられてしまう。
posted by: matuyamatetu | 論文から | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |-
出遅れのチタン製インプラントの日本製造業者
 「歯科インプラントを科学する」という本の抜書きです。

同じようなことを書いたと思うが再度記します。

「世界のインプラントの多くは日本製の旋盤機械で作られ、原料のチタンスポンジも
日本製である。HAコーティング技術力や開発力も日本がトップである。ジルコニアの
原料も日本製である。ところがなぜ、日本製品は世界に輸出されないのか」

本当に残念なことである。
日本企業を応援して、原材料も安くなってくれたらと思う。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0) |-
低めのクラウン
 技工物の違いにより、1技工所だけにお願いするのは無理がある。
義歯専門の技工所があったり、クラウン専門の技工所があり、数は少ないが矯正専門
の技工所も存在する。ジルコニア製のクラウンをお願いすることになり、二つの技工所
と接触してみた。なんと両者ともクラウンが低めに作られてしまう。聞いてみると、低めの
方がよいという歯科医がいるのだそうだ。(そのほかの要因でも咬合高径は低下しがちであることは、何度も説いてきている。)これでは、咬合高径低下の流れは止められないことになってしまう。しばらくの間、waxの段階で厳重にチェックしなければならない。
技工士で低めにクラウンを作ってしまう癖がついている人は、実を言うとほとんどかも
しれないのである。
posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |-
インプラントも歯周病になる?
 インプラントに感染が起きた場合は、インプラント周囲炎といいます。

ここまで書いて次のようなことを、おもいだしました。
解剖学の授業で、教授が講義中に、ふと次のようなことを、言われたことです。

ある人に「私は盲腸になった」と言われたら、私は(教授)信じません。
盲腸炎になったと言われたら信じます、と話されたのです。

突然何を言い出すのかと思ったのですが、学問の道においては正確な言葉使いが重要であることを諭されたのでしょう。卒業後口腔外科の医局員の時にも、同じような経験があります。
最近読んだ「科学と哲学」という入門版ともいえる本では、
科学は現象を言葉にすることであると、記されたところがありました。医学は科学の
一部ですから、当然ながら正確な言葉使いが要求されるはずです。

さて、”インプラントの歯周病”ですが、盲腸がなくなれば(手術などで)盲腸炎には
なりようがないのは、当たり前と受け止めることができます。
歯がなくなってインプラントがされていても、歯がないのだから歯周病にはなりえません。
あるホームページに、インプラントは歯周病になると書かれたものが、あったために
非常に気になったものですから、書いてみました。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 01:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-
歯科インプラントの失敗
 歯科インプラントの失敗について、資料を集めている。段階・補綴法の違い・等により

異なる概念になってしまうが、あるインプラントに関する雑誌に載った記事の抜書きの

写しの孫引きを記しておく。単なる項目の羅列である。

位置不良
GBR不完全
スクリュー破折
補綴物の破損
感染
手術の長時間
骨結合不足
歯肉退縮
審美
軟組織造成不良
補綴物不適合
初期固定不足
信頼関係  

などが列挙されていた。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-
under cut アンダーカット
 歯科業界の用語かもしれない。歯科大学に在籍してから知ったことばである。

正しい英語かどうかもしれない。窩壁に凹みがあったり、挿入方向に対して陰になって

しまう場合に用いる。クラウン・インレー・義歯などの制作に関係してくる。

今日はクラウンをかぶせるために、支台築造用コンポジットレジンにて支台を構築して、

その後形成したのであるが、隣在歯との間の側壁にアンダーカットがあっても、ある程度

透明性があるせいか、判定しにくいことがあるのを本日は思い知らされた。型を採ってみると

アンダーカットが凹みではなく凸として型になることと、手元にしてみることが

できるので、一目瞭然なのである。ところが口の中の歯の部位になると、ミラーで

間接的に見ることと、角度が限られてくることから、見誤りやすい。ルーペを用いて

いるのだが拡大の問題ではなさそうである。読まれている方にはつまらないことに

感じられるでしょう。しかしながらこのことは、クラウンの出来上がり精度に関係して、

将来隙間から虫歯になりやすいかどうかにかかわってくる可能性がある。自分の歯に

置き換えてみたら、つまらないように見えても、切実な問題であろう。

 アンダーカットを穿下(性)とするのを見たことがある。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 01:40 | comments(0) | trackbacks(0) |-
咬み合わせが低い自院のクラウン
 もう20年以上診てきている人の久しぶりの来院。30才代から見てきているが、初めの

頃はクレンチングの注意をうながすことに明け暮れた。幸い抜歯を1本もすることなく

50代に入った。年齢が進むとかみしめる度合いが少なくなるもので、歯の動揺・歯周組織

の退縮もなくきわめて健康状態であるといってよい。

ただ残念なことに一側の下顎第一第二大臼歯はクラウンが入っているのだが、かみ合わせが

わずかに低い。当然当院で施したものである。しかしながら、言い訳をさせてもらうと、

咬み合わせがすでに低い状態であったものを、最大限咬合挙上して改善を図っている

のではある。しかしながら当時はかみしめが強くて、仮歯による咬合挙上には

限度があったのである。顎関節触診は、閉口時同側の下顎頭の戻りが遅い。

これはかみ合わせが低下している側によく見られる、症状である。幸い顎関節症的症状は

ない。信頼されているから、説明をしただけで了承された。
posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ブラケット接着剤の除去
 ブラケットを外した後に歯の表面に、ボンディング材が残ってしまう。
当院ではエナメル質を傷つけないように、使い古しのタングステンカーバイトバーを
用いて削り取っている。ボンディングは透明であるから、見分けが難しい。
エアーを吹き付けて乾燥するとエナメル質とボンディング材は大体区別がつく。
手用スケーラーでこすって、その感触で判定したりしている。いつももう少し
何とかならないものかと思っていたところである。

矯正歯科学会の抄録からであるが、
一つは、ユウロピウム錯体を用いた歯科矯正用ボンディング材への蛍光特性の付与  である。
ユウロピウムは金属である。この化合物により、近紫外光照明下では赤色に発色する。
LED照射器で行える。

二つ目は、レーザーを用いるものである。
Er,Gr:YSGGレーザー光がエナメル質を傷つけないか、調べたものである。
エナメル質の損傷を抑え、と書いてある、、、



 
posted by: matuyamatetu | 矯正 | 02:08 | comments(0) | trackbacks(0) |-