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義歯のかみ合わせが低い 下顎脱臼

 歯科治療時に顎が外れて治療が続けられないとのことで、転院されてきた。

下顎義歯のかみ合わせが非常に低くなっているので、人工歯上にレジン(プラスチック)を

盛ってかみ合わせを高くしはじめた。1ミリくらいで、もう外れにくくなった。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 09:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
インプラントのかみ合わせがどうしても低くなる

 第二大臼歯のことになるのだが、かみ合わせが低くなってしまうことがある。

結論から言うと、かみしめる癖の(それもかなり強い)ある人でそうなってしまう。

意識はしているのだが、正常な咬みあわせにしたいと思っていてもどうしても

そうなってしまうのである。第二大臼歯を失うだけでかみあわせが変化してしまい

咬合低下を来すのであるが、その傾向がかみしめ癖のある人ほど強い。歯を失ってから

インプラントのクラウンが入るまでに半年くらいかかってしまうことが多くその間

咬合の変化に対処する方法がないのである。本当は仮クラウンを装着して少しづつ

かみ合わせを高くしていけばよいのであるがなかなかうまくいかないのである。まず

時間がかかること、仮歯をプラスチックで作るとかみ合しめ癖のために必ずと

言ってよいほどに割れてしまうからである。金属製にすればよいのであるが、調整が

難しく(付け足すことが出来ない)脱着が大変なうえに技工料金もかかってしまう。

かくして、かみしめ癖のある人の第二大臼歯部のインプラントはどうしても低くなって

しまうのである。


posted by: matuyamatetu | インプラント | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
正しい咬合高径獲得後残存歯の動揺が減少

 片側の臼歯部インプラント埋入が予定されてはいるが、反対側はかみ合わせが低いクラウン、

ブリッジが治療されている。ほとんどのケースにおいてかみ合わせが低いものばかりで

あることは再三指摘してきた。そこでかみ合わせが低い側の、クラウン、ブリッジを

総取り換え治療をして、咬合挙上を行ってみた。低い側では食べにくいということを

漏らされたので、インプラントに先立ち行ったのである。かなりかみ合わせが低いために

歯が接触する前に顎関節に負荷がかかることは、容易に想像できた。以前のブリッジには

動揺が見られたが、治療後はその度合いが明らかに減少したのである。これはどういうことかと

言うと、かみ合わせが低すぎるために、咬もうとすると先に顎関節に、負荷がかかってしまう

ことは今述べたとうりであるから、よく噛もうとするとかなり力を入れないと咬み切れない、

あるいは臼磨運動でもこなれないということだろうと想像している。

治療後は当然ながら、食べやすくなったと報告された。もちろんのことではあるが、咬合学的に

咬合面の形態もよくなったためであることも、関係している。

インプラント治療に先立ち、それにふさわしい咬合関係を整える必要があるケースが多いこと

も再三述べてきている。何度でも書くつもりであるが、年間○○本!などという”インプラント

宣伝”HPは、この様な事を全くしていないと白状しているようなものである。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 21:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-
コンポジットレジンによる対合歯の摩耗 

 コンポジットレジンは歯科業界では略してCRと称しています。体積の80%以上が

ファインセラッミックで残りがプラスチックである。ほとんどが歯冠色で、しかも

歯と接着するようになっている。しかしながら長期にわたっての接着には疑問が残る。

当院ではそのために暫間的な治療に位置付けて、仮充填として様子を見るときに

使うことが多い。そのようなときは、定期検診をしていくわけであるが、本日のケースでは

ある歯のCRを施している対合歯の金属ががCRによって摩耗しているのがはっきりと

観察できた。幸い歯の修正機構が働くのか、全体の咬みあわせには、問題がなかったのである

が、中長期的には問題であると感じた次第である。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 13:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
前歯正中線の一致 矯正

 先天的に歯の欠損があり、歯数が足りないと歯の正中線はどうしても欠損側によってしまう。

あるいは咬みあわせの低い側に下顎が変位してしまい、上下正中線が一致しないことが多い。

先天性欠損がある場合は、成長につれそれなりにかみ合わせがのバランスは取れていることが

多く、あえて一致させない方がよいという考えかたもできる。奥歯の咬みあわせの

高低による、正中線の偏りは、歯を移動させるのではなく、高低の是正で下顎変位が戻って、

ある程度の改善はできるはずである。矯正前にしっかりと、ゴールを設定しておかなければ、

術後のトラブルにつながる可能性があります。矯正前に双方が確認しておくことが

必要です。

posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 21:10 | comments(0) | - |-
上顎洞底の挙上

 上顎第一大臼歯が欠損しておりインプラントを予定しているケース。

前後的にスペースが足りないのでワイヤーとコイルスプリングにて拡大を行った。

歯根の平行性と欠損部の状態を知りたいので歯科用デンタルX線写真を撮って、

治療前後を比較してみた。傾いていた第二大臼歯は起き上がり、欠損部の歯槽もしっかり

している。上顎洞底であるが、矯正前は下がっていたのであるが、矯正後にはかなり

上方に位置している。これは歯槽高が改善されてインプラントには有利になる。

なぜそのようなことが起きたのか。もしかしたら欠損部洞底が矯正により前後に引っ張られる

力が働き曲率の低下につながり上方に移動したのではないかと思われた。


posted by: matuyamatetu | インプラント | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) |-
前歯のラミネートベニアー

 国際誌のラミネートベニアーの記事を見ていた。日本人ならばさほど気にしない程度の

上顎前歯の長さが足りない上に、正中部の歯肉が扇形に開いていて気にしている

ということで、ラミネートベニアーで修正することにしたらしい。虫歯一つない

きれいな歯を削って薄いセラッミックを前装するのである。歯の接触する部分はどのように

処理するのか気になったので、その観点から見てみると形成(削り)は、歯の接触部分

は残してある。この方法しかないとは思われるが(削る落とすと反対側にセラミックの

隙間が理論上できてしまうから)、セラミックのこの部の辺縁は非常に薄くならざるを

得なくなる。薄くなると製作中でも破折しやすく(非常に小さなオーダー・数値の桁であるが)

とりも直さず適合は悪くなってしまう。写真ではキレイに映っているが実際のところどうなので

あろうか。フロスは滑らかに通るのか、微妙な色調の変化はないのか気になるところである。



posted by: matuyamatetu | 雑感 | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) |-
前歯がさがらない

 

前歯出ている、もう少し下げたい、専門用語を使ってオーバージェットをもう少し小さくしたい

などの相談を解答欄で見ることが多い。

写真まで写して貼ってくれるので、状況がつかめることが多い。一番多くみられるのは

上顎歯列弓が狭く、上顎前歯の歯並びの湾曲が強いことである。模型を作ってみると

V字型になっているはずである。なぜこの歯列を広げてU字型の歯列にしないのか

不思議でならない。ヒトの歯並びは本来放物線状のはずで、V字型・U字型でもないのが

実は理想咬合である。何回かこのブログで書いているのであるが、スペースが足りない歯並びは

上顎歯列を拡大するだけで、上顎前歯はある程度何もしなくても下がるものなのである。

もちろん限度があるのだが、臼歯を後方に送ることで多くは解決できるものなのである。


posted by: matuyamatetu | 矯正 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) |-