Search
Calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< December 2014 >>
New Entries
Recent Comment
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
相変わらずの説明不足

 矯正中の疑問を、歯の質問コーナーで一人で何回も訪ねてくる人がいるかと思えば、

質問の数は少ないのであるが、それが多人数に上る。1ページに必ず一人以上

書き込みがあるのがふつうである。

考えられることは、担当歯科医の説明不足である。忙しくて時間が取れないことも

あるのは理解できる。しかし、次回にでも出来るようにしておけばよろしい。

また、鷹揚で高慢な態度を表明してくる人もいるのである。

それ以外では担当歯科医の力不足を、専門医でさえも、感じ取れることがあるのである。

posted by: matuyamatetu | 矯正 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) |-
上顎前歯1本欠損

 歯の相談コーナーの記事を見て。

     http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=299175

今回ブリッジの支台の歯が破折してしまったことにより、相談されている。

前回の質問は1本欠損に対して、ブリッジかインプラントかという質問である。ただ、

両支台歯は補綴的処置がしてあるようであった。そのようなときは支台歯にトラブルが

起きる可能性があるために、私はインプラントを勧める立場である。ところが多くは

ブリッジを勧めている。どうしてもブリッジということであれば、この様な破折を

起こしてしまうような可能性がある場合には、私は決して高価なものは薦めないことに

している。

船頭多くして船山に登る。


posted by: matuyamatetu | 雑感 | 18:10 | comments(0) | trackbacks(0) |-
ふと、思ったこと

上下の歯列を拡大して、さらに臼歯部は後方に移動して、前歯部の叢生は改善してきた。

本来は、顎関節症の診察を求められた、ケースである。この様に、上下の歯列を拡大して、

臼歯部を後方に移動するようなことをすると、咬みあわせはまるで別人のごとく変化して

しまう。しかも今は奥歯が全然咬みあっていない上に、上下の正中線も一致してはいないが、

術前よりはよくはなってきている。顎関節を考慮した治療では、一時的にこうなるが

最終的には、歯並びも顎関節症もよくする予定である。実際のところ顎関節症の症状は

良くなってきてはいる。この奥歯が現在しっくり咬みあっていないことであるが、最終的には

顎関節と調和のとれた、かみ合わせに持っていくのである。この様な大局的な見地からの

矯正は、抜歯矯正と比べたら難しいものである。一般矯正専門医が上述のかみ合わせを

見たら多分びっくりするであろう、実際のところ奥歯はしっくり咬みあっていないので

あるから。ワイヤーをガムメタルに交換しながら、ふとそのように思った事である。


posted by: matuyamatetu | 矯正 | 19:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
根管治療と説明

 上顎第一大臼歯である。根管治療専門医にて、治療を受けたそうである。おおむねこの歯は

歯根が3本ある。舌側根、近心頬側根、遠心頬側根である。近心は手前、遠心は奥を意味

します。近心頬側根は根管が2本あることがあり、注意を要する。この近心頬側根であるが、

根尖に透過像を認め、ガタパーチャポイントが1ミリくらい突き抜けている。根尖が吸収

している場合に起きがちであるが、ガタパーチャポイントのサイズを変えて突き抜けない

ようにはできる。しかしながら根尖部の緊密な封鎖は難しいこともあり、さらに根管充填剤

の選択に工夫を要する。具体的にはハイドロキシアパタイト(骨、歯を作るカルシウム)製

剤、セメント系(建築用のセメントと成分は似ているが歯科用で封鎖に用いるもの)などを

用いると成績が向上する。頬側にプツンとした歯肉の膨隆があり、フィステルと言われた

らしいが、排膿はないし、排膿路として歯肉の穴あき部の変色はなく基部に骨膨隆が

認められるのでフィステルではなさそうである。マイクロスコープで根尖が見える

わけではないことも説明させてもらったが、以上のような病状に対する判断と処置などに

ついては一切説明がなかったような感じを受けたのである。




posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 08:59 | comments(0) | trackbacks(0) |-
白金加金

 歯科相談コーナーで白金加金について話題になっているのをみて。

当院では、ゴールド系の金属を使うときは、ほとんど白金加金を用いている。

白金を5〜10%加えた金合金である。値段がすごく高くなるというわけでもない。

歯科理工学では冶金工学の初歩を教えられる。理工学の教授が言っていたのであるが、

歯科でクラウン、インレー、クラスプなどを用いるときのベストは白金加金であると。

本当にそのように感じているのであるが

例えば、コーヌスのクラウンは、金合金では柔らかすぎて使い物にならない。


posted by: matuyamatetu | 雑感 | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) |-
顎関節症の本には1行たりとも書いてなかったと

 咬合高径低下による顎が外れる

posted by: matuyamatetu | 顎関節症 | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
知られたくないことではあるが

 上顎第二大臼歯の虫歯を治療(他医院)してもらったが、なんか変だということで来院された

のである。レントゲンでは歯冠髄は映っているのがみられるが、近辺には明らかに空洞が

みられるのです。麻酔をしないで治療したらしいのであるが、その歯科医院は痛くない治療が

ウリらしいのである。削った時に痛くなかったのですかと、尋ねると全然痛くなかったと

いうことでした。空洞が残っている限り再治療せざるを得ないので、浸潤麻酔下に

内部を削ってみたところ、空洞は歯髄腔に達していて腐敗臭がする。要するに神経(歯髄)は

一部を除いて壊死に陥っているのである。これでは痛くないことも解せる。

要するに虫歯が歯髄(腔)まで達しているものを,気づかずにそれこそ臭いものにふたを

して、終わりにしてしまったのである。しかも空洞をのこして!。

posted by: matuyamatetu | 雑感 | 14:21 | comments(0) | trackbacks(0) |-
かみ合わせが低いインプラント

 他院でのインプラントを見ることが、臼歯部で48本になった。先週48本目は、

そのインプラント自身の問題で、クラウンが動くということであった。多分アバットメント

を締結するねじの緩みだと思われるものであった。セラミック製のクラウンであるが、

患者さん自身も低いと感じていたそうである。48本すべてかみ合わせが低いのは、どこまで

続くのであろうか。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) |-
かみしめ癖の再発

 下顎の歯列を拡大したり、奥歯から咬合挙上をしたりしてやっと元通りと

思える咬みあわせになってきたので、クラウン装着後の咬みあわせチェックに

来ていただいた。本日いかがですかと尋ねると、かみ合わせが調子よくなったので

かみ締めるようになってきたと、自ら報告を受けた。というのは、予めそのような

ことをお話しておいたからである。就寝時は仕方のないことであるから、マウスピース

で対処していくことになりそうだ。


posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) |-
抜歯矯正していますか O.S.A

 睡眠時無呼吸症候群で専門の医院を受診したそうである。

問診で、抜歯矯正していますかと尋ねられたそうである。今は別な歯科医院(当院)で

診てもらっていますと答えたそうである。

上記専門医院でも、抜歯矯正後のO.S.A が、知られるようになってきているのは

良いことである。

posted by: matuyamatetu | 矯正 | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) |-