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アトピーが改善した

 故あって長らく歯科を受診しなかったらしい。歯石が多くついてしまうタイプである。

保険制度では大雑把な歯石除去をまず2回くらいに分けてすることになっている。

2回目の来院時には、アトピー性のものと思われる皮膚の状態が良くなっていて、

3回目にも良化しているように感じたのである。この様な経験は初めてなので

こうして書かしてもらっている次第です。


昨日はちょっぴり雪が降った。今日の、通勤電車から多摩連山の向こうに見える、

富士山は上半身がすっぽり雪に覆われていた。

posted by: matuyamatetu | 歯周病 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) |-
バレンタイン と マーケッティング


ある身体症に関する本を読んでいたところであるが、マーケッティングのように

病気?が作られている可能性があるような一節があった。

もうすでに バレンタインのチョコを2名からいただいたのであるが、チョコのメーカーは

ホワイトデーなるものを創設して、さらなるチョコレートの売り上げを伸ばしていると

いうことらしい。

病気も同じように、創設ではないが、作られているのではないかということを、言いたいようで

ある。それらの作られた病気?に対する、薬の売上高は相当なものになるようである。

歯周病菌・虫歯菌をやっつけろなどという、コマーシャルがある中で、脅かしているのでは

ないかと、なんとなく感じるものがあるので、気になっていたのであるが、歯を磨くことは

いいことであるし、作られた病気?の薬代などと比べたら、かわいいものだと

思いなおしたことである。




posted by: matuyamatetu | 雑感 | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
あからさまに書けない

 

矯正後にリテイナーをしていて、外すと奥歯がしっかり届かないということに

関しての相談である。矯正の担当医が理解しているかどうかであるが、可能性は

低いと思われる。診断行為に繋がるし、矯正仕上がりにケチをつけることにも

なるので、ボカして書くのだが書いていてもまどろこしい。相談者もわかりにくいと

思うのだが、仕方がない。

posted by: matuyamatetu | ネット相談を見て | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0) |-
大臼歯の抜髄(神経を撮る)

 今日午前中に、下顎第一大臼歯の抜髄を行った。健康保険制度下では大臼歯の歯根管

の数は3根止まりであるが、実際には4根のことが結構存在するのである。

またそのようなケースでは、どれか1根が強く湾曲していることが多く、神経を(歯髄)

取った後の根管拡大には時間がかかってしまうのである。

3根止まりと書いたが、治療費に関係することである。1根管、2根管、3根管と

治療費がだんだん高くなっていくのであるが、3根管以上は当てはまるものはなく、

3根管以上は3根管も4根管も治療費は同じであるということである。

しかも諸外国の治療費と比較すると4分の1から、十分の1の治療費である。

憤まんやるかたないが、仕方がない。昔と比べると根管治療は丁寧になされているものが

多くなってきている。喜ばしい限りである。丁寧にすると赤字になってしまう

のであるが、頑張っている同胞には感謝、感謝である。

posted by: matuyamatetu | 根管治療 | 11:49 | comments(0) | trackbacks(0) |-
咬合挙上を完全にしきれないケース

一側の 顎関節の違和感が主たるcomplainで来院されたのであるが、反対側の咬合崩壊に

対する処置的なことは、時間的制約があって、インプラントでも対応しきれなかった、

ケースが生じてしまったとなんいう話である。

しっかりした上下顎と歯を持ちながらも、かみ締めの癖が強ことに対して、先の歯科医で

そのような認識もないまま、したがって指導も対策も虫歯なしに、かみ締めき癖」による

歯冠崩壊に、対応しきれなかったようである。

だからこそ転院されて当院に来られたのであろうか。反対側の咬合崩壊の様子は上顎の

第一大臼歯を失っており、第二大臼歯は、歯の傾斜と負担過重のために、さらには第一大臼歯

抜歯による歯槽の委縮が第二大臼歯部にも及んだこともあり、骨植が弱まってしまい、

抜歯せざるを得ないほどになってしまったのである。

第一・第二大臼歯部はインプラントにして咬合崩壊を食い止めたつもりであるが、

通院間隔が開き気味になってしまい、咬合挙上をしきれなかったのである。

なんだそれだけのことかと思われるでしょうが、私としてはなるべく咬みあわせの狂いを

生じないようにしてあげたかったのである。が、上のような事情で対応しきれなかったのは

残念な事である。





posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 13:12 | comments(0) | trackbacks(0) |-
口角炎にフロリードゲル

 私の経験では、勿論来院された人のみでのことだが、ほとんどのケースは、フロリード

ゲルと言う市販名の軟膏を塗れば、ただちに改善することが殆どである。

義歯性のカンジダ症でも使うことが多い。やはり多くのケースで良く効いてくれる。

所が、ネットの相談サイトで、どこの歯科でも処方されてくれるとは限らないと指摘して

くれたのである。当院ではしょっちゅう使っているので、当然どこでも使っているものと、

信じて疑わなかった。ところが、使っているのは、どうも極少数の歯科になりそうなのである。

口角炎の原因はカンジダ症とは限らないが、私の感じでは、時代の背景もあって、

ほとんどがカンジダ症ではないかと思考する。カンジダ症の原因菌は水虫と同じ

真菌の仲間であるから、実を言うと水虫の白癬菌に使う薬と同じものなのである。

皮膚科に行っても、カンジダ症に効く薬ではなく、ステロイド、抗生物質軟膏、などが

処方される確率が高いのではなかろうか。どちらの軟膏も持ってはいるが、当院での

第一選択薬はフロリードゲルである。

posted by: matuyamatetu | ネット相談を見て | 07:21 | comments(0) | trackbacks(0) |-
コーヌステレスコープ義歯、20年ぶりの再会

 20年前に義歯を装着した人が、再来院してくれた。

本当のところは、反対側のインレーの脱離が起きて、来院されたのである。

義歯のタイプは取り外し可能式のコーヌステレスコープ義歯。

義歯を支える部分の支台歯に内冠をかぶせて、その上に外冠を作り、これが義歯と

連結されて、維持装置となるものである。

度々書いてきているが、以前は相当数を作っていたものである。20年も前になると

まだ、インプラントは発展途上にあり、いろいろと心配なところがあって、積極的には

なれないものであった。

したがって、何らかの補綴的処置としては、下顎一側の、第一大臼歯と第二大臼歯の欠損で

ある故に、義歯にせざるを得なかったのであり、当時としては最善と信じていた

補綴法であった。その義歯が、人工歯の摩耗を除いて、全く問題のない状態であった。

きれいに使われおり、新品のように輝きを失っていない。支台歯のレントゲンでは、

負担過重にはなっていないことを窺がわせる。この義歯の欠点とあえて言わせてもらえば、

良く咬めるということであるが、それが際限もなく固いものを食べたり、かみ締めの癖が

あったりすると(良く咬めるが故にパラファンクションのかみしめ癖には都合がよい)

支台歯の疲労病弊に繋がってしまうのである。本当に大事に使っていてくれたものである。

もう忘れてしまったが、15年くらいは何とか持つだろうと私に言われたそうである。

20年も何ともなく使えてきたので、十分もとは取れたそうである。

それにしても、かみ締め癖は恐ろしい。逆にこのタイプの義歯が使えなくなっていく

ケースの原因はほとんどが、オーバーロードであった。脱線してしまったが、かみしめ癖の

コントロールはなんと難しいことか。

posted by: matuyamatetu | 義歯 入れ歯 | 17:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
反対咬合の咀嚼しにくさ

 反対咬合の人は咬むのが遅く普通の人の倍くらい時間がかかってしまうものである。

そのようなことを調べたうえでの論文もあるくらいである。前歯の咬みあわせが反対に

なっていると多くのケースでは、閉口していくと上下の歯が接触しながら閉じていくことが

殆どである。このことは、すりつぶし運動をしようとしても、前歯が当たってしまい、

不可能に近いことを意味する。当然ながら咀嚼運動はチョッパー的なものになってしまい

要するに、咬みにくいということになってしまうのである。

現在治療中の人は、良く咬めないということに対しては気づいているが、

固いものを良く咬めないということであるが、というよりは歯の圧迫感というか、痛みに

近いものを感じてしまう様である。実は臼歯部も咬みあわせが悪く、簡単に言うと傾斜した

歯同士をぶつけ合うこような咬みあわせになっていて、この様な咬みあわせでは、

咬みこまれた歯に水平分力が働き、これは即痛みに繋がるのである。

また奥歯の咬合高径が足りないために、歯がぶつかり合う前に顎関節に力が

加わってしまう。

軽く咬んでは、歯同士は届かないから必然的に強い力で咬んでしまうことになる。

そうなると上下の歯は届きにくいとはいえ、咬み方によっては(たとえば中心を外れた位置

では)、必要以上の咬合力が加わってしまうのである。そうなると歯は悲鳴を上げることに

なってしまう。わかめのような薄いものが咬めないという、御本人の説明であったが

上のようなことを端的に証明するようなものである。60才を過ぎておられるが、矯正を

取り入れたり、補綴的治療で咬合様式の変化をさせて(このことは顎位の変化をも伴う

ことであるが)、残された人生を楽しく食べたいという希望から、治療をしてみようかと

言う心に傾きつつある昨今である。


posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0) |-
手遅れ気味 ネット相談を見て

 根管治療についてである。もともと日本の健康保険での根管治療費は諸外国と

比較して十分の一から三分の一くらいであるから、初めから勝負が決まっていて、負け!と

言う感じである。その意味は、予想出来ることではあるが、あまり良い治療をされずに

いまに至っしまったということであろうか。根管治療のやり直しは、成功率がさがって

行くのが通説である。種々なる悪条件が重なっていくことがあるからです。

自費治療で再根管治療を行っている途中で、色々と相談されているのだが、この悪条件が多く

かなり深刻である。初めから成功の期待度を表明すれば良いと思うのである。

マイクロスコープとラバーダムで成功率が格段と上がるわけではないとおもうのだが、

如何であろうか。担当医の当を得た即妙な解説、説明とは程遠いことであることを、

窺がわせる質問内容であった。


posted by: matuyamatetu | ネット相談を見て | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) |-