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親知らずの咬合干渉

 70才台の人で下顎親知らずがはえている。咬みあわせの真ん中では上顎の歯とは

接触しないが、偏心運動ではぶつかってしまう状況である。実は早期接触がないかを

調べるために、下顎の側方運動をしてもらい咬みあわせのチェックをしようとしたのであるが

下顎が思ったように動いてくれないのである。その時に下顎の親知らずがわずかに干渉

しているの気が付いたのである。上の親不知はないので、上顎第二大臼歯とわずかに

当たる(干渉)のであるが、これがこともあろうに、下顎の偏心運動の制御をしていたので

ある。と言うのは親知らずの咬合調整を行ったのちにふと思ったのであるが、次回は恐らく

下顎は左右に動かすことがスムーズにできるであろうと、推察していたのである。

そして実際のところ次回は食べやすくなりましたと自ら報告してくれたし、

側方運動をしてもらうともうスムースに出来るようになっていたのである。

実は咬み締めの癖がありこれとも少しは関係しているのではないかと危惧しているのです。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 01:14 | comments(0) | trackbacks(0) |-
バイオインテグレーション学会

 一昨日は、教育講演、昨日はやはり教育講演とポスターセッションであった。

インプラントの骨の中に入る部分にiPS細胞から作る歯根膜を形成する細胞を巻き付けて

骨に埋入するとあたかも自然の歯のように、インプラントと骨の間に歯根膜用組織が

再生するとの発表があった。実用化の目途は2030年頃であろうかということでした。

バイオインテグレーションはインプラントと骨が直接固着することを意味しており、歯根膜を

介して骨と接合するのとは異なる様式故に、興味深いことでした。


posted by: matuyamatetu | インプラント | 19:27 | comments(0) | trackbacks(0) |-
義歯はリハビリ

 義歯を使用せざるを得ない全顎的治療は、費用さえ負担してもらえるので

あれば、やりがいがあると言えることが多い。昨日は、上下顎に義歯が入っている

ケースのやり直しである。それなりに自費での治療をした模様であるが、咬みあわせが

余りにも低すぎる上に、義歯自体の調整が十分になされていない。下顎義歯は床後縁が

短くて、臼後結節部を被覆していない。クラスプは歯(冠)との適合調整が悪く、維持力も

弱いものになっている。義歯床の調整も悪く、強く咬むと痛みが出てしまうほどに、粘膜との

適合がわるい。この様なまずいことだらけの義歯を、少しずつ手直し、調整を進めて

行くのであるが、新しい義歯を制作せずに現在使用中である義歯の改善、調整を進めるので

ある。この間色々な事を説明し、次のステップに進む前の一種の手ほどきをするのである。

多くの場合、咬みやすい状態に変化していくことにより、大方の信頼は得られるのです。

しかしながら、この段階でもリハビリに近いものなのである。リハビリは本人の

頑張りが必要である。

posted by: matuyamatetu | 雑感 | 02:00 | comments(0) | trackbacks(0) |-
歯間ブラシ

 昨日は、午後休診であった。

所要で外出したが、帰りの電車の中で、吊り輪につかまりながら、

片方の手で歯間ブラシを使用している中年男性がいた。辺りを憚らない

態度は立派なものである。前の席が空いたので、彼は座ったのであるが、

さすがに座ってからは、しなかった。

今日は小春日和。通勤路、桜のつぼみがもうはちきれそうになっていた。

駅、ホーム際の桜はもうほころび始めた。

posted by: matuyamatetu | 雑感 | 09:13 | comments(0) | trackbacks(0) |-
タバコと咬み締め

 タバコを吸って歯をかみしめる癖があると、歯はいちころで悪くなることが

あると常々説いているところである。この一年くらいに、二人の方が抜歯

せざるを得なくなった。そして、二人とも禁煙をするようになったのです。




posted by: matuyamatetu | 歯周病 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) |-
Sri Sri Ravi Shankar

 一昨日下記の、集いに参加してきた。

インターナショナル
ハピネスフェスティバル

http://www.happiness-festival.jp/ja/index.html


Sri Sri Ravi Shankar

http://srisriravishankar.org/

posted by: matuyamatetu | 雑感 | 14:38 | comments(0) | trackbacks(0) |-
オイルプリング oil pulling

 アメリカ人である、姪が来日した。

いまアメリカでは、オイルプリングがはやっているという。

スプーン1杯のココナッツオイルを口に含んで、15〜20分、

くちゅくちゅするらしいのである。歯周病の予防になると

いう。ブラッシングは必要である。

PubMed での検索ではクロルヘキシジンと同様な効果が

あるという論文が出てきた。


花粉症の予防に、杉のオイルを少量含むという方法があるらしい。

去年,ヒバの木のオイルを口に含むと、自分の花粉症が劇的に

軽快したことは、報告した。製品のびんには、服用しては

いけないと書いてはある。


posted by: matuyamatetu | 歯周病 | 09:07 | comments(0) | trackbacks(0) |-
相変わらず咬みあわせの低いセラミック冠の相談

 奥歯にセラミック系のクラウンを装着されている場合、100%に近く咬みあわせが

低いものである。不思議な事ではある。

最近の歯科相談から下記に挙げてみたが、証明するようなものである。

http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=306010

http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=306154


今日のその後、新規に来院された方の口腔内。

メタルのクラウンが3本入っている。すべて低いのである。

これが」歯科医療の現実である。

posted by: matuyamatetu | ネット相談を見て | 09:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
コゲラに違いない

当院は中央線の駅前である。隣のビルのタバコ売り場のおばさんが、ある時

動けなくなった小鳥をみて、何とかならないかと告げてきたことがあった。

 2014.01.11 Saturday 記事参照。

後で調べてわかったのであるが、キツツキの仲間である コゲラ であった。

弱っているために手元で、しっかり観察ができたわけであるから、まず間違いがない。

それまではそのような名前の鳥がいることさえ知らなかったのである。

ところが、昨日自宅付近の銀杏の木にこの鳥がいたのである。朝の通勤中のことである。

小学校の校庭の周りを取り巻くように木が植えられていて、その中の一本である。ちょうど

校庭の角の場所にあるので、良く見えるのである。普通木の幹にとまり、動き回る小鳥は

少ないのであるが、それが偶然目に入ったのである。銀杏の木の幹にしがみつき、螺旋形に幹の

周りを廻りながら、啄ばんでいる。よーく見るとコゲラではないか。羽の四角の斑点が

特徴的である。まさか上記の助けた同じ個体ではなかろうが、再会したような感激であった。

posted by: matuyamatetu | 雑感 | 18:29 | comments(0) | trackbacks(0) |-
唇、頬を咬みやすい

 咬みあわせが悪い上に、歯頚部の適合が悪く隙間があるために冠を取り換える

ことにした。咬みあわせは具体的には、例によって咬合高径が足りない(低い)。

最後臼歯を仮歯にしてかみ合わせを高く(低いのをある程度戻す)してみたうえで、

口を閉じてもらい、唇・頬を咬みやすい感じがするか尋ねてみた。

答えは判っているのですが、これなら咬みやすい感じはしませんということでした。

咬みあわせの高さが足りないと、唇・頬を咬みやすくなることがあります。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 19:43 | comments(0) | trackbacks(0) |-