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矯正治療の不安2015.06.25 Thursday
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表に出た問題の陰には10倍くらいの問題が生じているというのが
実社会のとらえ方のようである。
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=315999
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=315930
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=315907
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白金加金のインレー2015.06.24 Wednesday
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20Kの金インレーは、エナメル質の硬さより柔らかなものになってしまう。
咬合面のインレーとエナメル質の接触する界面は互いに保護し合うような、同等の硬さを
有するものが望ましいはずである。20Kの金インレーでは柔らかいために圧延されて、
界面のエナメル質を保護できないのではないかと思っている。そのために白金加金という
合金が存在するのであるが、これに白旗を揚げる回答者はついぞ見ないのである。
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再根管治療の成績2015.06.18 Thursday
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他院での根管治療をやり直すことが多い。再根管治療の成績はずいぶんと悪いような
ことが言われているのを目にすることがある。根管治療の専門家では、このくらい(%)
であるというような数値まで示されるのであるが、当院の方が良いといっても
いいくらいである。
マイクロスコープなし、ラバーダムはしないことが多い。ただし時間がかかる。
採算性は問題ではある。
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上顎前歯部 インプラント 骨が薄い2015.06.12 Friday
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確かに外傷のような場合における、上顎前歯部での歯槽骨の欠損は大きな
ものがある。受傷により歯を脱臼させるどころか、歯槽骨骨折まで起こして、整復
固定されなければ破折骨片を失うことになる。そのようになると顎堤の欠損は
大きい。
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早期の第一大臼歯喪失2015.06.11 Thursday
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第一大臼歯は6歳ころに生えてくるが、そのころは歯磨きが上手にできず、虫歯に
してしまうことが多い。その後の治療が悪いと歯冠崩壊が進んで結局は歯科医に
抜かれて歯を失ってしまうことになる。若年だと第二大臼歯が奥から移動してきて、
第一大臼歯部に居座ってくれる。第三大臼歯が存在していて顎がしっかりしていれば
第二大臼歯部に居座ってくれる。つまり、奥から順送りに移動してきてあたかも
第一、第二大臼歯があるかのような感じにさえなることがある。
ところがである、人間の歯は、それぞれ形が違うのである。さらに大きさも違うのである。
わずか、2〜3ミリ?くらいの大きさの違いであるが、生体のバランスにとっては、
大変な違いがあるのである。でなければ、顎関節症的な、問題は生じないはずである。
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無題2015.06.09 Tuesday
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上行性歯髄炎に久しぶりに遭遇した。下顎犬歯であるが、虫歯になりにくい歯であるから
歯髄炎自体なりにくい。ところがこの歯の近辺がしみるということである。以前この歯の
中心よりの側切歯が歯髄壊死から、根尖性歯周囲炎になり、放置したために歯槽骨の
吸収が進みやむなく抜歯した経緯がある。この時の歯科用X線像では、この側切歯の
根尖病巣が広がり、件の隣の犬歯の根尖部に及んでいたのである。このことが記憶に
新しかったので、診断的に浸潤麻酔を施してみたところ、即冷温反応痛みが消失したのである。
前述のとおり虫歯はないのであるが、根尖部からの歯髄の感染と想定するよりない。
話は変わるが、歯軸が45度以上も傾いている歯にブリッジを施した例であるが、その
担当歯科医は、当然ながら出現する咬合痛を、全く説明できなかった模様である。これが
悲しい現実である。
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歯科矯正用アンカースクリュー2015.06.06 Saturday
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矯正用ミニインプラントなどとも言われているが、厚生労働省での認定は
歯科矯正用アンカースクリューである。当院では、器具のセットを購入したが、
あれば便利なときもあるだろうというくらいのものである。日本矯正歯科学会では
これの使用に対する、ガイドラインを出している。
矯正歯科専門医が挿入したものを外したことがあることを、ここでは書いたことがある。
作用反作用の概念から間違った使い方をしていて、望む方向と逆方向に歯が動いてしまい、
どうしてもそれが必要というわけでもないので(ほかの方法があるので)、
外したわけである。
以下のような意見があることを、示しておきます。
矯正治療のためのインプラントはデメリットが多いように感じられるのですが
如何でしょうか
全く必要ないとはいいませんが、矯正治療のためにインプラントを使うケースは、
私の場合1%もないと思います。生体の秩序を無視して機械的に無理やり歯を動かしたと
しても、装置を取り外すと戻ってきます。ヘッドギアーを使った症例の経過を何十年と
見ていますが、生体が嫌っている反応を起こさせることはできますが、限界を超えると
その反動が起きます。無理して動かした歯は、短い場合は装置を外してから数ヵ月で
戻ってきます。生体が恒久的に受け入れていない移動があることは明白です。一時的に
動かすことが出来ても、生体のポテンシャルを超えて押さえつけることはできないのです。
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=313607
から感じるところがあって、、、。
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