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時間がかかる咬みあわせ治療2015.08.30 Sunday
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初期の咬みあわせを改善していく治療が終了して、ある程度咬みあわせが落ち着いても、
その後に微妙な変化を生じるために、細かい咬合調整が必要になることがある。
咬みあわせの中心的な安定した下顎の位置を探し出しても、その後は歯の移動・傾斜、
顎関節部に置ける下顎頭の位置変化すなわち下顎の変位が少し生じるからである。
2〜3年かかってしまうことがある。
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時間がかかる咬みあわせ治療2015.08.30 Sunday
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初期の咬みあわせを改善していく治療が終了して、ある程度咬みあわせが落ち着いても、
その後に微妙な変化を生じるために、細かい咬合調整が必要になることがある。
咬みあわせの中心的な安定した下顎の位置を探し出しても、その後は歯の移動・傾斜、
顎関節部に置ける下顎頭の位置変化すなわち下顎の変位が少し生じるからである。
2〜3年かかってしまうことがある。
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何かを食べたときにズキッと痛い2015.08.23 Sunday
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何かの拍子に、食べているときにズキッと痛いということがあります。歯が痛いのですが
どの歯かわかりにくいが、大体この辺らしいということは言えそうです。
この様なときは被せた冠の咬合面に顎運動とマッチしない部分があることがあります。
多くは何も食べていないときには、痛くなることはなく、食べているときに、何かの拍子に
痛くなるという表現です。この様な咬合とマッチしない部分は、多くは咬頭頂でありません。
不要意に削られないようにしましょう。
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インプラントが接近・重なっている?ように見えるが2015.08.18 Tuesday
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キャンセルがあり、少し時間が出来たところである。
これからインプラント埋入予定である。上顎の歯並びが悪く、その原因は顎骨の
狭小が原因であると思われる。そのようなときは失った歯の数に合わせてインプラントを
埋入する必要はない。今これからのインプラント埋入に先立ってその後方の歯があった
部分にもすでにインプラントは埋入してある。狭い部分であったので、利用できる顎骨を
使用するために傾斜している状態である。レントゲン的にはインプラントと自分の歯の歯根が
重なっているようにさえ見える。ところが実際には、顎骨の一番厚みのあるところを利用して
いるだけのことで、安定化を一番望まれる位置付けなのである。
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中心位の遊び 昨日の続き2015.08.17 Monday
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さらに続いて次のように説明している。
中心位における下顎頭と下顎窩の安定した位置関係は、蝶番のように一定の位置関係
ではなく、ある範囲内であそびの幅を持つ。
蝶番とはちょうつがい、ヒンジアキシス、hinge である。
よく、咬みあわせには、ある程度の遊びが必要であると、説明しているが、
この場合は歯と歯との接触であるが、その延長上にある下顎頭にもある程度の
あそびが必要である。というよりは、個体によっては、中心位は変動するものでも
あるということが言えるのである。
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「occlusion」 かみあわせ 本2015.08.16 Sunday
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occlusionという本が出版された。
その中で、著者は中心位を次のように定義している。
中心位とは、下顎頭が下顎窩内で最も安定する位置、すなわち、下顎窩内のほぼ中央に
位置し、咀嚼筋や靭帯が最も安定しリラックスした状態になっているときの上下の
顎間関係である。
中心位については書いたことがある。常々患者さんに説明しているとおりの
ことが書かれている。心強い限りである。
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「occlusion」 かみあわせ 本2015.08.16 Sunday
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occlusionという本が出版された。
その中で、著者は中心位を次のように定義している。
中心位とは、下顎頭が下顎窩内で最も安定する位置、すなわち、下顎窩内のほぼ中央に
位置し、咀嚼筋や靭帯が最も安定しリラックスした状態になっているときの上下の
顎間関係である。
中心位については書いたことがある。常々患者さんに説明しているとおりの
ことが書かれている。心強い限りである。
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根尖部の膿2015.08.14 Friday
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膿を取るために抜歯をするという。患者本人が言っているのか、そのような説明を歯科医が
しているのだろうか。後者のような気がする。
以前にも書いたことがあるが、膿を取るというのはほとんど
ナンセンスに近い。膿を生じさせる原因がなくなれば、自然に体に吸収されるからである。
原因の除去は、根管治療等であろうが、保存不可能であれば、抜歯も原因の除去である。
膿を取る目的ではない。脳はあってもごく少量である。高額な治療を薦めているところから、
悪質な脅かしといえなくもない。
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インプラント、顎堤の狭いとき2015.08.13 Thursday
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顎堤の、幅が足りないときには、ネジ式拡大法をして、セルフタッピングインプラントを
用いた埋入を行っている。
国際誌に載った論文であるが、取り出したブタの顎骨での実験では、スプリッドクレスト法と
シリンダー型インプラントの組み合わせ実験では、骨の裂開が一番少ない方法は
ネジ式拡大法をして、セルフタッピングインプラントを埋入した組み合わせのもので
あったということであった。当然の結果とは思うが、普段の思考が考証されたような
気がしてほっとしたものである。
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