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成功報酬2015.12.22 Tuesday
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高額な義歯、難しいインプラントなどは、事前からあるいは一度に請求することは
しないようにしてきている。ある程度進んで納得してもらえたら、3分の一位を
3回に分けていただいている。歯に関する質問コーナーの回答者の説明を見て
感じるところがあったので書いたわけだが、トラブルになるようなことは今まで
なかったつもりである。
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インプラントの直径2015.12.21 Monday
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ソケットプリザベーション、すなわち抜歯窩保護に関する、欧米人による
論文であるが、抜歯窩保護をしたかしないかの違いを検討したものである。
抜歯窩保護をしなかった郡では、術中骨造成が必要であった割合は、60%近くで
あったということである。小臼歯部に直径4ミリ、大臼歯部には直径5ミリをしようと
した場合の数値である。インプラントはこのくらいのサイズが望ましいということである。
これよりも細いインプラントが見受けられるということは、度々書いてきている。
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低位舌・沈下舌2015.12.20 Sunday
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低位舌と沈下舌を取り違えている記事が、咬み合わせに関する自己出版の本の中で
目についたので説明しておきます。この類の本は、参考にするとか勉強するとかで
購入するわけではない。大概は自己医院の宣伝本であるから、古本屋に行ったときに
衝動買いするくらいである。
何しろ100円くらいで買えるからである。
低位舌は下顎全体に低く充満している状態を指し、沈下舌は後下方にすなわちノドの
方に位置していることを指すのである。沈下舌は、舌根沈下という用語からも
(意識が失われたときなどに呼吸が困難になるために使われることからでも)、
想像がつくでしょう。
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顎関節を考慮した矯正治療2015.12.17 Thursday
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下記のリンク先のような事例も、治療しているのですが、
私は、矯正専門医でもなければ、顎関節症専門医でもないのです。
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=333119
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咬みあわせ治療の個人差2015.12.11 Friday
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咬みあわせ治療は、大抵の場合、咬合挙上をしないといけない。
咬みあわせが低くなってしまう原因は度々書いてきたので省略します。
基礎的には仮歯などで咬合挙上を進めるのですが、その都度体が楽にになっていく
ために連続して来院したいくらいに思ってしまう人がいれば、なかなか変化になじまずに
(実際は元の咬みあわせに戻しているだけなのですが)非常に時間がかかってしまうことも
あります。また少しの変化も受け入れられないというくらいの特殊なケースもあるのですが、
それでいて勿論のこと、明らかに咬合には問題があるのです。
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インプラントの失敗2015.12.03 Thursday
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http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=331811
当院にはCTはありません。必要なときは、提携歯科医院で撮ってもらいます。
3Dコンピューターシュミレーションはしたことがありません。
ガイデットサージェリーもしたことがありません。いずれも費用がかかります。
この二つは今のところ、自分自身の目と腕の方が信用できる気がします。
上顎前歯、小臼歯の歯根破折は、縦割れが多く、歯槽骨は感染しますし、唇(頬)側の
骨は吸収します。したがって、抜歯後のインプラントの即時埋入は術前からの
抗生剤の投与が望ましく、唇(頬)側の骨欠損にはGBR的な処置が必要です。
これは、明らかな失敗例です。CT・3Dコンピューターシュミレーション・
ガイデットサージェリーなどの文言に騙されないように。
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上顎前歯のクラウン(俗に差し歯)2015.12.02 Wednesday
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上顎前歯のクラウンをやり直したら、発音(発音・構音)などが不調であると
いうことである。前歯をやり直して不調になったのだから、前歯に問題があると
考えるのは当然であろう。しかしながら奥歯の咬みあわせに問題があって(多くは低い)
今まで何とか症状も出ないで済んでいたのであるが、前歯の治療がきっかけで、奥歯に
問題があるために、前歯の形態が理想的にいかないがために、問題が出てしまう
ケースは多いのである。
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