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圧下された第二大臼歯の挺出をまつ

JUGEMテーマ:歯の健康

 

第一大臼歯の咬みあわせを低くされたり、歯自体を失ったときには、第二大臼歯が

 

歯槽内に圧下されることは度々報告している。このことは顎位の変化をきたして

 

いることにもなるのだが、この辺のところまで来てしまうと、大方の歯科医は

 

理解できないのが実情である。この顎位(臼歯部の咬合高径低下)を修正しようと

 

意図すると、第一大臼歯があって低く治療されている場合には、咬合挙上を

 

しなければならない。第二大臼歯が圧下されている場合には、このことにより

 

一時的に同部の咬合には隙間ができてしまう。しかしながら待つことにより

 

圧下された第二大臼歯はちゃんと挺出してきて咬みあうようになるものなのである。

 

その量はわずか0,5ミリくらいであろうか。

 

第一大臼歯がない場合には、インプラントでなければ、顎位を修正しにくい

 

こともあるといおうか、不可能に近いこともあります。

posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-
矯正専門医治療批判
JUGEMテーマ:歯の健康

今月は矯正専門医治療中の相談を3件受けた。

1件は何の目的かわからないもので、咬みあわせを直すということではあるが、

全く理解に苦しむものであった。矯正専門医の収入のためとしか言いようがない。

2件目は上顎前歯の歯並びを直したが、下顎が前進してしまった結果、臼歯部の

交合がしっくりこないものになったことでの相談である。

3件目は左右の下顎第一大臼歯を失っているもので、いつも解説している

奥歯の咬合高径が足りないために前歯部突き上げによる不全を解消できないために、

行き詰まってしまったことが明らかで、矯正治療10年間に及ぶというものである。

1件目は矯正中止で、その後咬合治療中。2件目は相談のみ。3件目は引き継ぎ矯正。

1年もすれば、インプラント併用ですべて解決するはずである。

posted by: matuyamatetu | 矯正 | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) |-
歯根破折の確認
JUGEMテーマ:歯の健康
歯根破折は、判定が難しいものである。抜歯後はただちに確認して、患者さんにも

見てもらっているのだが、それはその場で齲蝕検出液を歯根に塗布してから洗い流すと、

破折線に沿ってヘアーライン状に染まりわかることが多いからである。

ところがそれでも判らないときは、日を追いて再度染め出すと分かることがあるのです。
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 11:58 | comments(0) | trackbacks(0) |-
歯科矯正用アンカースクリュー  レプリカとは?
JUGEMテーマ:歯の健康

歯科矯正用アンカースクリュー レプリカと称する器具の案内リーフレットが
届いた。画像を見てすぐに理解できたのであるが。口蓋などに歯科矯正用アンカースクリューを
埋入したのちに、このアンカーに矯正用具を取り付けるのであるが、支柱として比較的
太いヤイヤーを取り付けることがある。これを口腔内で調整して取り付けようとしたら
大変な困難を伴う。そこでそれを口腔外で歯科矯正用技工物として制作することが
出来るように、この状態を石膏模型として再現しようとするものである。
インプラントではアナログと称して骨の中のインプラントの埋入状況を写し取るのであるが、
基本的にはこれと同じことなのである。方やアナログもう一方はレプリカということである。
 
posted by: matuyamatetu | 矯正 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) |-
大局を失った矯正治療 続き
JUGEMテーマ:歯の健康
昨日の続きである
奥歯の咬合高径が足りないと咬みあわせによっては、下顎前歯が上顎前歯を
下から突き上げるようになってしまう。こうなると上顎前歯を広げて隙間を
生じたり、出っ歯にしたりと問題が生じる。昨日のケースではこの両者が
生じていて、これ以上改善しようとしても、いかんせん下顎前歯が下から
突き上げている状態では改善の余地がないのである。実際のところ出っ歯で、
隙間ありの状態なのである。これをなおすためには、奥歯の咬合高径を
あげて、前歯の突き上げをなくさないことには、にっちもさっちもいかない
のである。つまりこの矯正担当医は行きずまりになっていたのである。だから
何年も無為に過ぎてしまい、クライアントは仕方なく転医をしてまで、相談に
きたというところである。咬合高径が足りないという大局を見失ったというか
診ることができない矯正専門医にかかった悲劇である。コンコンと説明しないと
判ってもらえないので、クライアントのアウフヘーベンはたいへんである。

何度も書かなければならない、、、私は矯正専門医ではないし専門医の取得も
する気がない。そういえば「矯正専門医などという恥ずかしい肩書は捨てて、」
という一文を目にしたことがる。
 
posted by: matuyamatetu | 説明しない歯科医 | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |-
大局を失った矯正
JUGEMテーマ:歯の健康
結論から言うと、顎関節を見据えた咬合が全く見えていないまま矯正を
長期間続けられてしまったということになる。昨日も書いたことであるが
下顎第一大臼歯を両側で失っている症例である。当然ながら臼歯部咬合
高径が足りなくなっている。矯正もクライアントも高さが足りないこと
には気が付いているのではある。しかしながら第二大臼歯が近心移動して
(前方に移動していること)いると、咬合高径が足りなくなることには、
気が付いていないというか知らないのである。そのために臼歯を挺出させようと
したらしいのである。第二大臼歯の歯槽内圧下については、昨日のブログでの
ことであるが、提出させるには限度がある。この場合の大きな要素は、第二大臼歯の
近心移動による咬合高径の低下であるから、これを遠心移動させる必要がある。
すなわち後ろに戻すのである。これにより咬合高径の回復が得られるのである。
続く
posted by: matuyamatetu | 矯正 | 09:00 | comments(0) | trackbacks(0) |-
上顎第一大臼歯は咬みあわせの大黒柱
JUGEMテーマ:歯の健康
下顎ももちろん第一大臼歯は咬合のカギを握っている。歯の抜き差しを出来る プラスチック模型で、第一大臼歯を抜歯ならず、模型から抜き取ってみると そこにできたスペースを見ると、その存在がいかに大きいかよくわかる のである。
咬合力は第一大臼歯後方に強くかかることを、一般の人には多分 理解してもらえるのは難しいかもしれません。
手作りのHP http://www.matuyama-a.jp 下顎は変位する  を参照してください。
特に上顎第一大臼歯を失うと、その後方の第二大臼歯に咬合力が 加わり第二大臼歯は歯槽内に圧下されてしまうのである。
そうなると臼歯部の咬合高径は低下して、下顎の変位を生じながら 歯列後方では咬みあわせが低い現象を生じてしまう。
これは 歯列を見ただけではわかりにくい状況で、前述のようなことを念頭に 置いていて診なければ理解できないことである。
実際そのような ことを歯科医でさえほとんど理解していないと思われるのである。 咬みあわせの不調を訴えて来院された方であるが、両側第一大臼歯に 咬みあわせの支えとなる近心舌側咬頭が1ミリくらい低いアンレーが入って いる。
上記のように歯を失ったわけではないのであるが、 咬みあわせが低いアンレーのために、咬合の低下をきたしていると判断したのである (人によってはこの舌側近心後頭部に1ミリくらいの木片などを咬んでもらうと すっきりした感じがすると言ってくれる)。
これなどは、歯が抜けてはいないのであるが、たった1ミリで咬合の不調を きたす例である。 この様な詰め物、被せ物が氾濫しているのが現実である。
posted by: matuyamatetu | 咬みあわせ 噛み合わせ かみあわせ | 02:08 | comments(0) | trackbacks(0) |-
インプラントの冠と咬合
JUGEMテーマ:歯の健康
インプラントの冠は仮付けしたほうがベターである。そのためには、歯科医が 外そうと思えばいつでも外せる、スクリューリテインという方法があり、これは 冠を土台にネジ止めする方法である。ただしこの方法では、前歯部ではネジ穴の 処理が大変というか、審美上不可能なことが多く、セメント止めする方法を採る。 外しやすいようにするためには工夫が必要である。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) |-
「根管治療で失敗する本当の理由」  という本
表題の本が届いたので眺めているところである。一部始終をを隅から隅まで見るわけではない。 しばらく前に書いたことだが根管治療はマイクロスコープでもなければラバーダムでもない。 歯根管と周囲組織の状態の把握、すなわち診断と審査能力にかかわってくるのである。 根管治療に要する器具・薬剤は多彩である。 この本で審査診断を見誤らないという項目が最初に、目に飛び込んできた。
実は これが一番重要なのである。質問コーナーでどのような歯科が根管治療に向いているかということでマイクロスコープとラバーダムを掲げる ことが多いのであるが、単なる目安に過ぎない。
posted by: matuyamatetu | 根管治療 | 07:48 | comments(0) | trackbacks(0) |-
下顎犬歯部インプラント即時埋入
JUGEMテーマ:歯の健康
たった今、下顎犬歯を抜歯してインプラントを埋入する予定であったが、抜歯のみに とどめて、インプラントを埋入するのは中止したところである。理由は抜歯窩唇側の 骨が以外にも大きく吸収されていて、インプラントのネジどめが難しかったためである。 CTがあればというところかもしれないが、骨が薄いために意外と術前検査では 判りにくいことが多いのである。特にその歯に冠がかぶさっていたりするとアーチファクト という現象でレントゲン線が乱れて見にくくなるからである。 他には何症例か実施してきているのであるが、特別にしっかりした顎の持ち主でないと 難しいことがあるのを知らされた次第である。
posted by: matuyamatetu | インプラント | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0) |-