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正月飾り2016.12.31 Saturday
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本年最後の日になりました。つたない文章にお付き合いいただき
ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。
写真は
深大寺蕎麦2016.12.25 Sunday-
昨日は、知人、、、 の方にいただいたものです。
待合室に、お正月から置かせてもらいます。左下隅に見える、
松の木は一旦持ち帰ってくれて、活力を取り戻してくれて
再植してくれたものです。ありがたいことです。五葉松なのですが
少し背丈が伸びて、新芽もついていました。
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インプラントの失敗例2016.12.30 Friday
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JUGEMテーマ:歯の健康
インプラントの失敗をしてしまう例は必ず出現してしまうもの
ではあるが、術者の手技によるものは避けたいものである。
これなどは、その範疇にはいるのではなかろうか。
自戒の意味をこめて!
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=373021
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=372410
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深大寺蕎麦2016.12.25 Sunday
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昨日は、知人の運転する車に同乗させてもらって、深大寺蕎麦を
食しに行ってきた。詳しい由来は知らないのであるが、その辺では
蕎麦が採れたのか、お参りする人たちに供したことから有名に
なったのであろうか。土曜日で、年末でもあることからか、混雑
していたものである。深大寺周辺には、蕎麦屋さんが何件かあります。
知人は蕎麦に詳しいこともあり、お任せの店に案内してくれたのが、
これです。
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インプラントに歯根膜2016.12.24 Saturday
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JUGEMテーマ:歯の健康
一昨日は、バイオインテグレーション学会の忘年会であった。隣におられた方は、
歯科界では著名な歯周病学の元教授で、退官後の現在はインプラントの周囲に
歯根膜組織を再生させようとの研究をなさっているそうである。歯根膜組織の
細胞シートを作成して、これをインプラントフィクスチュアー周囲に入れることにより
自然歯の歯根周囲に存在する歯根膜組織同様の働きを生じさせようとするもので
あるらしい。歯根膜組織は、あたかもハンモックのように多数の繊維により、歯と骨とを
結合させている組織である。この中には、生体ではルフィニ終末と称される、
神経の末端組織があり圧力センサーとしてはたらいている。これにより、
圧力を感じて咬む力をコントロールしたり反射的な咀嚼サイクルをスムースに
機能せしめているのである。またショックアブソーバー的な働きも
しているのである。インプラントは歯根膜がないから、咬んだ感じがしないので
あるが、歯根膜に代わって別な組織がある程度カバーしてくれることは、
触れたことがある。歯を抜くことにより。歯根膜組織は歯に付着しているがために
消失してしまう。当然ルフィニ終末も消失してしまうものである。
逆に歯根膜が再生されると、神経組織は再生されてくるのであろうかが
疑問であったので、元教授にお尋ねしたところ、再生してくるという論文が
2〜3あるということなので、探し出して今日午後はその一つを読んでいた
ところでの、一休み中というところです。
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2本と4本の違い インプラントオーバーデンチュァー2016.12.18 Sunday
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JUGEMテーマ:歯の健康
下顎が無歯顎となったときに、インプラントで総義歯を支える方法が
採られる。インプラントオーバーデンチュァーである。普通は
臼歯部の顎堤が吸収すると下歯槽管(神経が入通っている)に近づく
ために長いインプラントは埋入しがたく、前歯部が選ばれるのである。
よく、オトガイ孔間と表現されるが、下歯槽神経はここを出ると分岐
してしまい、埋入したインプラントとはあまり接触することがないためである。
このオトガイ孔間に2本あるいは4本のインプラントを埋入した時に、
どちらのほうが、顎堤の吸収が少なかったかというものである。結論は
どちらも同じようなものであったということである。10年位フォロー
してのものであるから、信頼できるものであるといえるであろう。
5年以上前の論文であるから、17〜18年位前から始めたものである。
それだけの歴史?があるといえるのだが、実際にはもっと以前からの
ものである。
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前歯のジルコニアクラウン 色調再現は難しい中で 質問に答えて2016.12.11 Sunday
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JUGEMテーマ:歯の健康
周囲の歯科医院でのジルコニアクラウンでの治療費は高すぎると思う。
下記のようなことだと悲しくなるのは当然だろう。
質問
前歯二本をファイバーコアを入れてジルコニアクラウンを被せる治療をしました。
一回目、一本の歯がどう見ても歪んでいたので装着してしまってからまた壊して作りなおしてもらいました。
そして今日出来上がってきたものをみたら、もう一本のジルコニアクラウンと違いあまり透明感がなくベターっと白い感じだったので「色ちがくないですか?」と装着する前にいったのですが、「中に入れるセメントの色でまた変わってくるから」と押し切られ装着しました。
病院の強い光の中で見るとまぁ若干違うもののそこまででもないかなと思ったのでとりあえず帰ったのですが、やはり外や室内でみると壊さないでおいたジルコニアは透明感がありグレー?というか少し暗い感じなのですが入れ替えてもらった方は横や天然の歯に比べてやたら白く浮いてる感じがしました。
すぐに電話したところ納得がいかないなら対応するといっていただけたのですが、またこの歯を壊すと思うと辛いです。
以前に保険適用の歯をすでに二回変えています。
ここでまた壊してやり直すとなにか歯の根に悪いのではないかと思い、壊すのか聞いてみたら「技師の方をよんで色味をみてもらう。壊すかどうかはわからない。壊さずに変えられる可能性もある」と言われました。
壊さずに変えられる方法はあるのですか?
また壊さなければならないとしてこんなに何回もやり直していいものでしょうか…不安です。
ご回答よろしくお願いいたします。回答
結論から言うと、”壊さずに変えられる方法はあるのですか?”については、ありません。高温で焼成する、金属セラミックだからです。
一本だけをやり直す場合は、元となる、ディスク、インゴットが、必ずしも、同一製品を使ったとしても、ばらつきがあるからです。
そのためには、二本同時に作るのが本当は望ましいのです。これができないときは、私の場合は、幸い近所に技工士がいますので、来てもらって、色調を見たり、比較写真を撮ったりして、左右対称になるように努めます。レイヤリングというのですか、ジルコニア単体の上に別な陶材をもって色調を整える手法があります。回答ありがとうございます。
そのレイヤリングというものも口の中に入ってる状態では出来ないということですよね?二本目を作るときは技工士さんを呼んでかなり話し合って写真も撮っていかれたのでもっと近づけられるものと思っていたので残念です・・・。
それと、目の錯覚で白く見えたりすることもあるから削ったりすると多少直ったりすることがあるようなことも言っていたのですが、そういうことはあるのでしょうか?
あと、何度もしつこいようですがやり直すことになった場合の歯茎や根へのダメージはかなり大きいでしょうか?
ある程度で妥協しなければという思いもあるのですが、保険診療のときの歯ではここまで問題を起こしたことがなかったのにせっかく高額な歯を入れたとたんに見た目を我慢する生活にならなければならないのかと思うと悲しくて・・・しつこいようですみませんが回答いただけると助かります。レイヤリングは、高温焼成ですからできません。
”多少直ったりすることがあるようなこと”は、目的に沿うようにはまずならないでしょう。透明度、彩度の要素もあるからです。つける前に徹底的に3者(ご本人、歯科医、技工士)で、詰めるべきだと思いますが、実情は異なるようです。なるべく昼間の自然光の入る環境でするのが望ましいです。
やり直しは、慎重に行えば、そうダメージは生じません。
正直手間がかかって、面倒なことですが、仮着して様子を見ることに
することもあります。後で不満を表明されても困るし、時間を置くことにより、感じ方が変わったりするからです。仮着は、ジルコニアクラウンの裏側に、ノブをつけることが必要です。
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インプラントのかみ合わせが低いことに対する返答2016.12.09 Friday
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”最近になってわかったことだが,今の歯科大学教育では歯科医療の要となる「咬合」について十分な内容が組 み込まれておらず,その状況は興味深くもあり,驚くベき惨状でもある。補綴学の大学院生教育の長と夕食をともにする機会があり,これについて話を聴くことができた。大学院の1年生は咬合について初歩的なことも理解 しておらず,基本的なレベルの咬合の知識を教えるだけでも膨大な時間を費やさねばならないのが現状であるとの意見を聴いた。私が教壇に立っている3力所の大学院歯周病科においても同じ状況であることは大学院生たちとの対話を通じてわかっていた。一つの歯科大学では, 歯学部長からの通達で,今後は下顎無歯顎症例に対し2 本のインプラントと連結バーを具備する総義歯のみの製作を認める主旨が歯科学生(アンダーグラジュエート)の 教育に盛り込まれた。このような補綴はたいていの症例で良好な治療結果を生むことには同意できるのだが,歯科大学の3年生や4年生が咬合(および,それ以外の分野の臨床応用)に関する広範な知識を持たずして,そのような治療を満足にできるのかと問われると疑問であろう。つまり,咬合状態に配慮をすることなくして,歯科学生や歯科医師は小さな補綴のための金属修復物を正しく製作できるのであろうか、いわんや,、、、”
The International Journal of Periodontics & Restorative
Dentistry
Volume13,Number5 2005 Guest Editorial Voice より抜き書き
外国人の巻頭言的なものです
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=370726
での回答です」。
他院でのインプラントは、咬み合わせの低いものばかりという、このブログで
取り上げている状況がおあわかりいただけるでしょう。
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コーヌステレスコープ義歯の内冠仕上げ2016.12.05 Monday
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JUGEMテーマ:歯の健康
コーヌステレスコープ義歯は、内外冠が一組になって維持力を発揮するものである。
日本に、この義歯を紹介したと言われる歯科医の手になる、この義歯を診せて
もらう機会があった。しかしながら傾斜歯に対して行う、脱着方向との並行性を
確保する、negativ winkel と称する、内冠に対する処置がされてないままの
技工操作からなるもので、内冠は歯頚部で歯と隙間ができてしまうものであった。
しかも内外冠の適合が悪く、制作当時から維持力のないものであったらしく、
今でもそれは、続いているから、私のいうところのコーヌスもどきである。
かくて、20年近くになるであろうか、他院でのものはすべてコーヌスもどき
であることになる。維持力を発揮する、コーヌス内外冠が一組になっている、
見本をお見せしたら、その違いを納得された様子であられた。
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顎堤の保存とインプラント2016.12.03 Saturday
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JUGEMテーマ:歯の健康
早くに歯を失うと、年月がすぎるにつけ、顎堤は吸収して痩せてしまう。
したがって健康な歯を保存することに努めるのは大事なことである。
ところがである、根尖性歯周囲炎、歯槽膿漏などに罹患していながら
治療せずに、ただただ、歯を残したいの一念でおいておくと、顎堤は
吸収を続けるのである。見切り千両が必要である。
ある程度、顎堤のボリュームがあり、しっかりしている状況ならば、
早期にインプラントを埋入すると、顎堤の吸収はかなり防げるのである。
矢印部分は早期の抜歯により顎堤が吸収した様子で、左の黒丸部分は歯があり、
見やすくするために根元で切断したように見せている部分です。
左右の違いを見比べてください。
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骨を削らないインプラントという宣伝 続き12016.12.01 Thursday
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JUGEMテーマ:歯の健康
骨を削らないインプラントという宣伝2016.11.27 Sunday大量に出血するとか、破損してしまうとか、大掛かりな手術であるとか そのように思ったことは、ないのですがね、、、、。
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